かがみ跳びのコツ

走り幅跳びのかがみ跳びは、最もシンプルで基本的な跳び方ですね。
踏み切りで振り上げ足を前に大きく引きあげて、踏み切った方の足を前に出して両足を揃えて着地します。

 

 

このかがみ跳びは、ジャンプした際の空中での姿勢が大切です。
かがみ跳びというネーミングだけに、真っ先に上体をかがめるようにして跳ぶと思いがちですが、空中では上体を起こして姿勢を保つようにするのがかがみ跳びのコツです。

 

 

ですが、体が前のめりになって前方に倒れかかるようになってしまうと、ジャンプの空中での滞空時間が短くなってしまうので、踏み切り時に振り上げ足を大きく引き上げるようにすることが重要です。
また、視線を常に前方に置くようにすることで、ジャンプでの空中の姿勢のバランスが安定してきます。

 

 

そして、限界まで空中での滞在時間を使って、お尻から着地をしていきます。
かがみ跳びの基本的なやり方としては、助走から体の真下で踏み切り板をとらえて、前方に飛び出していき、この時に大きく振り上げ足を前に振り出します。

 

 

ジャンプ後は、わざと姿勢をかがむように意図的にするのではなく、上体を起こして姿勢を保ち、踏み切り足を前に出し両足をそろえることで、おのずと上体がかがんでくるようになります。
そして着地は、砂場についた両足の踵の横にお尻が自然と入ってくるようにします。

 

 

手をついて体を倒れるのを防いでもいいですが、記録を損しないように気をつけ、そこから膝立ちか腹這いになって踏切板の方を振りかえってみましょう。
また、パンツやナンバーカードで距離が損をすることがあるので気をつけるようにした方が良いですね。

 

 

かがみ跳びは、走り幅跳びの跳び方の中で初心者向けの基本形とも言え、全ての跳び方に通じるものです。
空中で上体を反らせばそり跳びになり、空中で足を前後させる動作をすればはさみ跳びになります。
このようにかがみ跳びの動きが上手く出来るようになれば、そり跳びやはさみ跳びにも簡単に切り替えることも出来るようになります。

 

 

なお、走り幅跳びで記録を伸ばすには、最高の跳躍に結びつけるための助走と距離を生み出す踏切、空中姿勢の技術を意識して練習(トレーニング)することが大切です。

 

 

この太成学院大学高等学校の坂井裕司・洛南高校の柴田博之両先生が教える!走り幅跳び上達革命DVDでは、2人の違う監修者による、それぞれ別の高校での指導内容ですが、それぞれに独自のトレーニングメニューをまとめてあります。

違う視点でのアドバイス、練習方法を紹介してありますが、上達へのエッセンスは全く同じです。両方を総合的、体系的に学ぶことでむしろ相乗効果を生み、ご自身に最も適した記録を伸ばす練習法が分かってくるでしょう。

 

一般では指導されていない飛躍的に記録が伸びる上達練習法とコツ!

 

走り幅跳び上達革命DVDの詳細を見てみる