走り幅跳びの正しい踏切姿勢
正しい踏切姿勢が取れていますか?
走り幅跳びでは、踏み切り時の飛び出す角度が記録を伸ばす上で大切になってきますね。
ですが、飛び出しの勢いや角度を意識しすぎてしまうと、体が前のめりになってしまったり、後傾になって距離をロスしてしまいます。
そして、前に行こうと体が前傾してしまうと、踏み切り足が前に出なくなりやすくなりますし、後傾してしまうと助走のスピードが失速して距離も伸びません。
その為、走り幅跳びの正しい踏切姿勢というのは、その場で背伸びをするような感じで、上方に蹴り上げるようにしましょう。
そうすることで、助走のスピードが生かせます。
助走距離は走り幅跳び初心者なら30〜35m、女性なら25〜30mが一般的ですが、あくまで距離の長短よりも最高スピード近くまで達したところで踏み切ることが大切です。
したがって、踏み切り時にスピードが不足しているようなら助走距離を伸ばす必要がありますし、疲労して踏み切る前に失速してしまうようなら距離を短くする必要があるということです。
いずれにしても、踏み切り時の正しい姿勢を意識して、体の真下に足がくるようにジャンプするようにすれば、おのずと距離も伸びてくるでしょう。
なお、最初は助走のテンポを上げながらスピードに乗って、駆け上がるように高く踏み切って、遠くへ着地出来るように繰り返し練習すると良いでしょう。
この坂井裕司、柴田博之両先生が教える!走り幅跳び上達革命DVDでは、助走、踏切の姿勢自体が良くても結果が出ない選手の共通点や正しい踏切姿勢が取れない選手が見落としている、一流選手がやる練習が分かりますので、記録が伸び悩んでいる選手や指導者の方は参考になるでしょう。
短時間の練習でも自己ベストを更新できる方法
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