ジャンプ力をつけるトレーニング
走り幅跳びで記録を伸ばすには、ジャンプ力をつけてグイッと伸びる着地にもトレーニングは必要です。
そして、ジャンプは跳ぶ方向によって技術やトレーニングの効果も違ってきます。
様々なジャンプトレーニングのやり方がありますが、垂直方向か、水平方向に跳ぶのか、角度があるのかなど、その方向性でとらえることができます。
どれもジャンプと呼ばれますが、方向が違えばその技術も異なってきます。
例えば、垂直方向の筋力を高める専門的な運動には、その場の高いところから下りる、あるいは乗り移るジャンプなどは、垂直方向の特性が高い運動です。
これはハードルなどを使ったり、あるいは複合ジャンプなど両足や片足跳びで行うことが出来ます。
また、学校の階段などでも出来ますが、出来れば神社や競技場などの幅の広い階段で行うようにすれば、より並進的な平行方向のジャンプ力を強化することが出来るかと思います。
垂直方向のジャンプとしては、その場のジャンプ、ハードルを使ったもの、ボックスジャンプなどが挙げられます。
足の前の方で接地して行うジャンプになるので、スプリントに近い力を発揮するようになりますね。
水平方向のジャンプにも階段を利用したものがありますが、片足でやる方法が多くなります。
スキップ、スピードバウンディング、ホッピングなどはスプリントに近い形で、両股関節を挟み込むシザース動作で行っていくことになります。
走り幅跳びで記録を伸ばすためのジャンプ力を高めるトレーニングは、筋力を高めたなかで行っていったほうが良いので、サーキットトレーニングも合わせてやっていくといいかと思います。
筋力や運動能力の向上、体幹も鍛えることが出来ますからね。
関連ページ
- 基本の走り幅跳びの助走とコツ
- かがみ跳びのコツ
- そり跳びのコツ
- 走り幅跳びの助走スピードについて
- はさみ跳び(シザース) のコツ
- 踏み切りでの腕の使い方
- 力強い跳躍の為の踏み切り一歩前の動作
- 走り幅跳びのリズムを身につける練習
- 走り幅跳びの正しい踏切姿勢
- 中学生の大会当日に記録を伸ばす速攻テクニック
- 踏み切りでファールが気になり下を向く
- 走り幅跳びの着地の仕方と練習
- 走り幅跳びの着地姿勢
- 走り幅跳び助走距離の決め方
- 踏み切りの潰れ
- はさみ跳びのフォーム
- 良い踏み切りの姿勢とは
- 試合になると練習通りの動きが出来ない
- トップスピードで踏み切るトレーニング
- 股関節周りのトレーニング
- 雨などの環境を想定しての練習