冬季練習のやり方

走り幅跳びなどの陸上競技では、冬季練習(トレーニング)もしっかり行っておくといいと思います。
シーズン中を戦い抜く基礎体力をつけるのはもちろん、走るフォームを意識して取り組んでいくといいかと。

 

冬季練習

 

例えば、走り幅跳びではj助走のスピードがあるほど有利ですから、冬季練習のやり方として、坂道(階段や砂浜を利用して、通常練習では鍛えられない個所を強化するのも効果的でしょう。

 

 

その際には地面からの反発を得るのが難しいので、走るために重要な臀部や股関節まわりの大きな筋肉を使わないとしっかり走ることが出来ないので、より大きな効果が期待できると思うんです。

 

 

近くに砂浜やスピードが極端に落ちない傾斜の走るのに適した坂道などあれば、通うのもいいですが、なければ短期の合宿で凝縮して行うのも良いかもしれないですね。
インターハイなどで結果を出している高校は、短期合宿などもやっているようですから。

 

 

また、砂浜では全力で走ってもオールウェザーに比べて疲労度は低くなるので、怪我のリスクを下げることにもなると思います。
冬季にスパイクを履いてトラックでスピード練習をすると負荷が強いと思いますが、坂道で行うことで、頑張りがマックスでもスピードが出ないので体への負荷も抑えることが出来るでしょう。

 

 

その他にも、スピード維持や回復力向上、崩れたフォームの修正など、色々なバリェーションが考えれます。
ですが、冬季のトレーニングは、指導者がどういう意図をもってやらせているのか、選手に伝わらないと、単にやらせている練習になり効果も半減してしまいます。

 

 

何より選手にきつい思いをさせているので、指導される方は選手が理解できるようにしていかないといけません。
そういった意味でも、数多くのトップ選手を育てた実績のある一流指導者の冬季練習のやり方などは、選手はもちろん、指導者の方もこの機会にしっかり学ぶと良いでしょう。

 

合わせて読みたい関連記事

股関節周りのトレーニング