年間予定と強化する目的

走り幅跳びの練習メニューを立てるうえで、必要になってくるのが年間予定をしっかり把握すことです。
何故なら、目標をどこに置き、どの大会にピークをもっていくかということが重要になってくるからです。

 

年間予定と強化

 

1年間の流れで考えれば、4月から新しいシーズンが始まります。
そして、5〜6月にかけてインターハイの予選が行われますが、高校生なら一番大きな大会であるインターハイは、7月末から8月にかけて開催されます。

 

 

ここでの結果が走り幅跳びを含め陸上競技をやっている選手の目標になるのはないでしょうか。
それが終われば、新人戦や国体などの秋に行われる大会でもう一度戦ってシーズンは終了になります。

 

 

走り幅跳びも基本的には、6月から8月初旬までに一番の目標となる試合が続いていきます。
また、インターハイに出るためには、住んでいる地域によっても違いますが、市や県、あるいは府大会があり、どこかの大会で力を出し切れなかったら、走り幅跳びでインターハイに出ることが出来なくなってしまうので、勝ち抜いていく力を培っていかなければいけません。

 

 

また、7月の終わりから8月の暑い時期にインターハイがあり、県や府の大会からその地区ブロックの大会までの間は10日ぐらいしかないといったこともあるので、その中で回復して、良いパフォーマンスを十分に発揮するためには土台がしっかりしていないとなりません。

 

 

その土台を作るのが冬季などの鍛錬期で行う強化トレーニングです。
サーキットトレーニングはもちろん、スロープ走や階段、坂道を使った方法などを取り入れて鍛え込むようにします。

 

 

陸上競技の選手にとって冬季トレーニングの主軸となるのは、トップスピードを築き上げたり、回復能力を高めたりすることでしょう。

 

 

冬場などのオフシーズンの過ごし方が、厳しいシーズンを戦うためにとても大切になるので、この機会にしっかり走り幅跳びで記録を伸ばす選手がやっている冬季トレーニングを取り入れてみると良いでしょう。

 

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