走り幅跳びの調整について

走り幅跳びなど陸上競技では、個人差はあると思いますが、試合前の1週間から10日くらい前になると調整期間に入っている方が多いかと思います。

 

調整

 

特に中学生や高校生なら、初めのうちはどのようにやればいいのかわからないという選手も少なくないでしょう。

 

 

試合本番の何日前から調整に入ればいいのか、完全休養日は入れたほうがいいのか、入れるならどこがいいのかなど分からない点も多いかと思います。
部活の顧問の先生や指導者の方が経験豊富であれば、色々なバリエーションの調整方法も教えてくれるので、それを参考にしてやるのもいいでしょう。

 

 

そもそも調整というのは、疲労と回復を計画的に使い分けるようにして、大会の本番で最大限のパーフォーマンスを発揮できる状態に仕上げることが狙いです。

 

 

その為に、練習量を減らし、それまでのトレーニングなどで蓄積された疲労を減らして、試合に向けてコンディションをあげていくわけですね。
特に中学や高校の3年生なら、最後の大会で絶対優勝したいという選手もいると思うので、調整方法はとても大切になってくるでしょう。

 

 

一般的には、ジョグ(ゆっくり走る)やストレッチなどを行いながら、短時間のトレーニングで、ダッシュに近いスピードやパワーを意識した動き等を取り入れて、神経の伝達や筋肉の馬力を鈍らせないように刺激していきます。

 

 

ただ、こうした調整方法は誰にでも必ず当てはまるというわけではありません。最終的には自分で考え改良していくと良いかと思います。
ですが、どんなやり方をするいしても、調整時期に起こりやすいのが、試合が近づくことによる不安が出てくることです。

 

 

休んでいる時間の方が長いので、「これまでの練習量で記録を伸ばすことが出来るのだろうか?もっと練習したほうがいいんじゃないのか」と考えてしまうわけです。
他の陸上部の仲間がいつも通りに激しい練習をしているのを見たら、尚更、そうした気持ちになるかもしれません。

 

 

こうした焦りや不安という気持ちは、もっとトレーニングをやらなければ結果を出せないのではないか?という間違った判断を生じさせます。

 

 

本来なら、やる予定もなかった練習を追加してしてやったりして、結局は疲労を残したまま大会本番を迎えてしまい体が重くなったり、最悪なケースだと試合直前だというのに怪我をしてしまったりと、悪循環に陥ってしまいかねません。

 

 

不安が強く、試合に対する自信がない場合などは無意識にコンディションを崩してしまいがちになるものです。
ですので、調整期間で大事になるのは、試合当日から逆算をして自分なりに行うべこきえ明確にして、それに沿って目的意識を持って取り組んでいくことが重要です。

 

 

また、技術的な部分は、いくつかのポイントに絞ったほうがいいでしょう。

 

 

走り幅跳びは、走って、踏み切って、遠くに跳ぶというシンプルな競技ですが、「今日はどんな調整をすればいいの?」とやるべきことを理解せずに、行き当たりばったりの調整や周りばかりを見ながら真似しているばかりでは、行動自体が定まらず、望むような結果は得られにくいでしょう。

 

 

そうならないためにも、選手が毎年入れ替わっている高校で、常に結果を出し続けている強豪校の一流指導者が教える練習方法や考え方を参考にしてみるのもいいかと思います。

 

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