走り幅跳びのテクニック

ここでは自己記録を更新する為の走り幅跳び助走、踏み切り、跳び方、着地までのテクニックやコツなどを中心にお伝えしています。
記録を伸ばすうえでの参考になれば幸いです。

走り幅跳びのテクニック記事一覧

陸上競技での走り幅跳びの助走が上手く出来ていますか?本番になるとファウルが多い、歩数や助走のスピードが分からないなどの悩みがある選手も少なくないのではないでしょうか。ですが、走り幅跳びは、助走などのコツなどのテクニックを知って練習することで短期間で記録を伸ばすことが可能なのが陸上競技です。そして、走り幅跳びは助走の1、2歩目でファウルするかしないか決まるとも良く言われますが、これは最初の助走での2...

走り幅跳びのかがみ跳びは、最もシンプルで基本的な跳び方ですね。踏み切りで振り上げ足を前に大きく引きあげて、踏み切った方の足を前に出して両足を揃えて着地します。このかがみ跳びは、ジャンプした際の空中での姿勢が大切です。かがみ跳びというネーミングだけに、真っ先に上体をかがめるようにして跳ぶと思いがちですが、空中では上体を起こして姿勢を保つようにするのがかがみ跳びのコツです。ですが、体が前のめりになって...

走り幅跳びでは、空中で体を大きく反らして行うそり跳びがありますね。体を反らすことで、空中での前のめりになる力を打ち消して、バランスを維持しやすくなります。ですが、反るのを意識しすぎて、踏切る前から上体を早めに反らしてしまうと、釣り合いがとれなくなり空中でのバランスが崩れてしまうので注意が必要です。そして、そり跳びは上体を反らすタイミングが大切になり、振り上げ足を上げきった後の空中で最高点に達してか...

走り幅跳びは、陸上競技の跳躍種目の中でも、スプリント力が特に発揮される種目とも言えますね。走り幅跳びは簡単に言えば、より遠くに跳ぶ競技なので、助走スピードを上げ、最高スピード近くまで加速した時点で踏み切れば、それだけ遠くへ跳べるわけです。そして現在の走り幅跳びの世界記録は、マイク・パウエル選手の1991年の東京で行われた世界陸上選手権での8m95です。↓↓動画を見ても分かりますが、100mを9秒台...

はさみ跳び(シザース)が上手く出来ていますか?はさみ跳びの空中での動きにはコツがあり、着地で脚を前に大きく放り出す姿勢がとれるようにすることが大切ですね。踏み切ったら、身体を真っ直ぐにして、振り上げ脚を大きく前方へ出して、更に1回転させて着地します。(踏み切った足も回転させます。)はさみ跳びでの空中姿勢では、両腕の動きも大切で、前から後ろに大きく動かして空中での溜を作るようにして、可能な限り両足を...

走り幅跳びで高く跳び出して跳躍距離を伸ばすには、踏み切りでの肩や腕の使い方も大切になってきますね。実際に腕の使い方が良くなるだけで踏み切りが良くなり、走り幅跳びの跳躍距離が伸びることも少なくありません。そして、この時に必要となる動作は、踏み切りに向かって肩と腕を下げて、踏み切って腕を振り上げることが必要になります。しかし、踏み切り地点では、助走スピードがトップスピードに近くなるので、腕の振りと脚と...

踏み切りがしっかり出来ていますか?走り幅跳びで記録を伸ばすには、力強い踏み切りが欠かせませんが、その為には踏み切り一歩前の動作がは非常に重要になりますね。そもそも走り幅跳びの踏み切り一歩前というのは、助走から踏切に替わるタイミングになり、スピードを生かしながらも歩幅を合わせて力強い踏み切りをする準備をしなければいけないのです。そんな走り幅跳びの踏み切り一歩前の動作の基本は、かかとから足の裏全体での...

走り幅跳びは助走の勢いを跳躍につなげて距離を伸ばす競技の為、助走でのスピードと踏切でのタイミングが重要になってきますね。その為には、助走では歩数を決めて踏み切りまでのリズムをとってタイミングよく踏み切ることが大切です。また、記録は踏み切り板から着地した最も手前側までの距離で計測されることから、歩幅が合わず、踏み切り板よりも手前で踏み切ってしまうと、ファウルにはなりませんが記録の大幅なロスになってし...

正しい踏切姿勢が取れていますか?走り幅跳びでは、踏み切り時の飛び出す角度が記録を伸ばす上で大切になってきますね。ですが、飛び出しの勢いや角度を意識しすぎてしまうと、体が前のめりになってしまったり、後傾になって距離をロスしてしまいます。そして、前に行こうと体が前傾してしまうと、踏み切り足が前に出なくなりやすくなりますし、後傾してしまうと助走のスピードが失速して距離も伸びません。その為、走り幅跳びの正...

大会当日に走り幅跳びの記録を伸ばす速攻テクニックをご存じですか?中学生の場合の助走の基本は17歩前後で、距離にして30から35m以内と短めですね。その為、まず大切になってくるのが助走の最初の一歩目になり、その入り方を安定させることがファウルを防ぐことにも繋がります。そんな助走の入り方には、スゥイングや歩いたりスキップなどの補助走付きスタートもありますが、立ったままの姿勢からスタートするセットスター...

走り幅跳びの踏み切りで、ファウルが気になり反射的に下を向いて踏み切り板を見てしまうということはありませんか?その為、「もっと遠くを見るつもりで跳ぶように」と指摘される選手も少なくないでしょう。そもそも走り幅跳びは全速力のスピードで踏切板かけて抜けていくイメージが欠かせません。ファールを意識するあまり、踏切板を見て跳んでしまっていては、助走スピードは落ちるのはもちろん、踏み切る時の重心だったり、跳び...

走り幅跳びで着地が上手く出来ていますか?少しでも距離をかせげる着地の仕方を知りたいという選手も多いのではないでしょうか。そして、走り幅跳びの着地は空中ホームと密接に関わっており、更には踏切板を最高スピードで駆け抜けていく感覚が重要になり、それにはスピードに乗ったスムーズな助走が欠かせません。その上で、頭から踏み切り足のつま先までが1本の棒になったような跳び出しが出来れば、無理のない空中ホーム、そし...

走り幅跳びで少しでも距離をかせぎたいなら、上手に着地しなければいけませんね。それには助走から踏み切り、空中動作までの推進力を無駄にしない着地姿勢をする必要があり、その為には技術や体幹の強さも要求されます。そもそも走り幅跳びの跳躍距離は、着地した際の砂場に残した体の跡の、踏切り線に最も近いとこで計測されることから、足より後ろにお尻や手をついてしまうと、そこで測られてしまうので、出来るだけ後ろに倒れこ...

走り幅跳びの助走距離はどのくらいにしていますか?陸上競技の走り幅跳びは、出来るだけ遠くに跳ぶ距離なので、リズミカルに助走のスピードを上げ、最高スピードの近くまで加速した時点で跳び切るのが理想ですね。そして、走り幅跳びの助走距離は通常は初心者が30〜35m、女子は25〜30mくらいですが、大事なのは距離の長短よりも、自分の最高スピード近くまで達したところで踏み切ることが大切です。その為、踏み切りのス...

踏み切りが潰れていませんか?走り幅跳びは、助走で勢いをつけて、踏み切って飛び競技なので、走りの速度を上昇に変えることが上手い選手が、やはり強いですね。それには体の真下での力強い踏み切りと、その際に潰れない姿勢が大切になり、その両方に共通する意識すべきなのは体の軸です。ですので、踏み込んで跳び上がるのが得意な選手は、その感覚を忘れないようにして、助走のスピードを磨きましょう。一方、苦手な人は、振り上...

はさみ跳びのフォームが疎かになっていませんか?現代の走り幅跳びでの男子トップ選手の主流であるはさみ跳びは、シーザースとも言われ、空中で手脚を回し、走るようなフォームで行うことから、他の跳び方に比べて助走を活かせるのが特徴です。そして、上達することに対して前向きな人ほど必死に走り幅跳びの練習していると思いますが、記録(距離)が伸びないで悩んでいる方は、まずはフォームのポイントを押さえ、体の使い方をし...

正しい良い踏み切りの姿勢で跳ぶことが出来ていますか?走り幅跳びの動きは、助走の勢いを跳躍に結びつけるという誰にでも出来るシンプルなものですが、陸上競技の跳躍4種目の中では一番脚力とスピードが結果に直結し、特に重要になってくるのが踏み切りです。その際は、踏み切り足の逆のももを水平近くまであげて、つま先も上げます。親指の付け根(拇指球)で立った踏み切った足に全体重を乗せ、前上方向にグンと背伸びするよう...

走り幅跳びで、試合になると練習通りの動きが出来ないということはありませんか?走り幅跳びは、助走を速く走り、ファールをせずに踏み切ることが記録を伸ばす為の最低条件ですが、コンマ何秒というタイミングで踏み切りを合わせなければいけないという難しさがあります。また、試合前にはピットの横にマーカーを置いて、歩幅を確認する足合わせの助走練習をしますが、本番では出場選手も多いので、並んで順番を待たないといけなく...

陸上競技の基本ともいえるのがトップスピードではないでしょうか?速く走る為に必要なのはもちろん、走り幅跳びで遠くに跳ぶ為にもスピードが欠かせないからです。ですが、抜群の100mの走力を持ちながら、踏切でブレーキがかかってしまうなど、助走のアプローチが上手くできていない選手も少なくありません。通常、走り幅跳びは3回跳躍を行い、ベスト8の選手が再び同じ回数を跳んで順位を決めます。ですが、最初の3回のうち...

走り幅跳びで記録を伸ばす上で大切なのが、股関節周りの強化はかることです。何故なら、スプリント動作で最も重要視されるのが、股関節の周辺の筋肉群だからです実際に短距離や走り幅跳びのトップ選手を見てみると、お尻が盛り上がっているのが分かるのではないでしょか。大事なのは、如何に大きな力を地面に伝え、反発力をもらうかです。その上で、大きなパワーを生み出すのが股関節周りの筋肉で、特に大臀筋、腸腰筋、中臀筋と言...

走り幅跳びで記録を伸ばすには、ジャンプ力をつけてグイッと伸びる着地にもトレーニングは必要です。そして、ジャンプは跳ぶ方向によって技術やトレーニングの効果も違ってきます。様々なジャンプトレーニングのやり方がありますが、垂直方向か、水平方向に跳ぶのか、角度があるのかなど、その方向性でとらえることができます。どれもジャンプと呼ばれますが、方向が違えばその技術も異なってきます。例えば、垂直方向の筋力を高め...

走り幅跳びなどの陸上競技の試合は、雨などでグラウンドが悪い環境の中でも、よっぽどのことがない限りはどのような天候でも開催されます。特に踏み切りが重要な跳躍選手は、雨の中では足場が滑ってしまったりスパイクが泥だらけになったりと、厄介なものだと考えているかと思います。日頃の練習でも、雨天時は濡れない場所で行うのが一般的です。最近は練習環境も整備され、ストレスからどんどんかけ離れて居心地の良い条件下でト...